社内コンビニ建設プロジェクト
「どうせお金使うなら、食べたいもの買いたくないですか?」
欲しいものがないなら自分たちで仕入れればよくない?自由度高目な社内コンビニ計画が始動しました。
ご紹介 -What is this?ー
お菓子や飲み物がならぶ【社内コンビニ】。
ほしい商品のバーコードを機械で読み込むと、給与天引きで買えるというシステム。
並んでいる商品は100%、社員の誰かの希望で並んでいる先鋭たちです。欲しいものがないとは言わせません。買いたくないとも言わせません。気づいたら手が伸びてしまうシステム。それが弊社の社内コンビニです。
ヘビーユーザーだと諭吉が飛んでいってしまうことも……。
そもそものきっかけ -In the first place-
元々オフィスコンビニを導入していたものの、欲しいものが中々入荷されませんでした。
並ぶ商品はそんなに欲しくないものばかり。でもおなかがすくと買ってしまうのも人間としての本能。「欲しくなくてもあるから買っちゃうんだよ!」と嘆く声も珍しくありませんでした。
「お金を使うんだったら、ちゃんと欲しいものを並べてもらって気持ち良くお買い物したい!」
そんな気持ちから、ランダムで入荷される商品を待つのではなく、自分たちで商品の選択から在庫管理までやってしまおうと思い立ちます。
作り方 -How to make-
弊社お得意のkintoneは販売管理、仕入管理、商品管理もお手の物です。
kintoneがニガテな直感的に触れるUIのみwindowsFormでの実装にし、内部的な管理はkintoneで賄えるように設計していきます。kintoneはグラフや表の表示が大得意ですので、その辺りはうまいこと表示してくれるようにデータの持ち方を考えていきます。まさしく社員の命運を握るプロジェクト、手に汗握ります。
データで分析 -Kintone Side-
kintone側で表示するのは、売れ行きの商品や各社員の購買金額などです。
給与天引きだけあって、気を抜くといくら使っているかの判断が鈍くなってしまうので、無駄遣いの注意喚起もできるように設定していきます。入ってくるデータの持ち方だけ気を付ければ、こんなグラフを作るのだってお手の物。そう、kintoneならね。
購入はわかりやすく -Windows Form Side-
購入画面はできるだけ手数を減らして操作できるように作っていきます。どれだけ欲しいものがたくさんあっても、購入にたどり着くまでに4つも5つもボタンを押さないといけないなんてナンセンスですからね。購入までの手順が簡単だと、その分購買頻度は上がっていきます。そういうところも狙っていきます。無駄遣いしないのも大事ですが、使ってもらわないと困るので!
完成! -Complete –
遂に完成しました。まるで本物のコンビニみたいなシステムです。バーコードでピッとやるのがそれっぽいと思いませんか?
欲しい商品は担当にOKさえもらえれば入荷可能なので、まさしく買いたいものだけが並んでいる自作コンビニとして、毎日社員の心の拠り所になっています!オフィスにバーコード音が響くたび、お金の動きを感じますね!
在庫管理も簡単! -Inventory control –
仕入は人が手で入力していきます。kintoneの標準機能でも入力はできますが、ちょっとだけ入力が手間……。担当は総務なので、できるだけ簡単に在庫管理をしたいところです。kintoneはカスタムも可能なので、ちょっとした入力補助や計算処理を仕込んでいきます。商品が届いたらアプリを開いて商品と金額と数量を入力して保存するだけ!誰でもできる簡単な在庫管理を実現しました。
支払いも楽々! -Payment-
100%給与天引きが強みです。
給与明細を見た社員が悲鳴を上げるのは恒例行事になりました。
お客様の声 -Customer’s voice –
「とにかく使いやすい!」「うっかり買いすぎて太った!」「何かとネタになる!」
等、社員の皆様からは高評価をいただいています。
制作者の一言 -A word from the producer –
入社当時は導入していても全く売れていなかったオフィスコンビニが、自作するだけで利益を生み出すモンスターになりました。
社員の評判もなかなか良く、売れ行きも好調です。売り上げで冷蔵庫を購入するのを目標にしていましたが、2020年10月に新事務所に移転したタイミングで、ついに冷蔵庫2台体制になりました!次は冷凍商品やロット管理も・・・夢は膨らみます。